会議の録音を試しに文字起こししたい。でもクレジットカードを登録して、気づかないうちに課金されるのは避けたい——そんな人のために、Notta無料プランに実際に登録し、自分で用意した音声ファイルをアップロードして精度と上限を実測しました。無料版のままで足りるかを自分で判断でき、迷わず最初の一歩を踏み出せます。
本記事はアカウントを実際に作成し音声を取り込んで計測した結果に基づきます。操作はすべてWebブラウザ版で行っており、スマートフォンアプリでの登録・操作は確認していません。アプリ内蔵マイクでの連続録音や3日間トライアルの正確な条件など、確認できなかった点は該当箇所に明記します。
迷ったらこれ:アップロード利用なら無料版で十分(今回の実測ベースでは)
すでにある音声ファイルをアップロードして使うなら、Notta無料プランでそのまま十分です。理由は3つ。

- 3分を超える4分3秒の音声をアップロードしたところ、エラーも拒否もなく全文が処理された(実測)
- 誤り率は表記ゆれを吸収すると1.65%で、実用上ほぼ困らない精度だった(実測)
- カード登録不要・料金¥0で、今すぐ試せる
実測で見えた得: 登録開始から最初の文字起こし結果が表示されるまで、実測で約6分。カード情報の入力は一度も求められませんでした。
最初の5分でやること: notta.aiでメールアドレス登録→6桁コードの確認→パスワード設定を済ませ、手元の録音ファイルを1つアップロードするところまで。ここまでで無料プランの実力が見えます。
合わない人: 会議室でその場に話し続ける連続録音を使いたい人(1回3分の制限があり、区切り直しの手間が出ます)、結果をファイルで配布・保存したい人(無料プランはダウンロード非対応)。この場合は「もっと詳しく」で有料プランとの違いを確認してください。
3分を超える音声でも拒否されず、使用量表示は2分→7分に増えただけでした(実測・検証した4分3秒のファイル1件の結果)。今回のこの実測の範囲では、「1回3分」という表記を見てアップロードも無理だと思い込む必要はありませんでした。
クレカ不要の無料120分/月で試せる。
Notta を無料で始める(公式)最短手順:無料版で音声ファイルを文字起こしする4ステップ
4分3秒(3分を超える長さ)のファイルがそのまま受理され、使用量表示が2分→7分に増えたことを示す実測画面

- アカウント登録: notta.aiの「Start for Free」ボタンからサインアップ画面に入ります。入力はメールアドレス→送信される6桁の確認コード→パスワードの3ステップだけで、登録の途中でクレジットカード情報を求める画面は出てきません。パスワードを設定するとワークスペースが自動で作られ、そのままダッシュボード画面に切り替わります。プラン表示が「フリー」になっていれば、無料プランでの登録は完了です。実測では登録開始から最初の文字起こし結果が表示されるまで合計約6分でした
- 音声ファイルをアップロードする: ダッシュボードの「アップロード」ボタンから音声ファイルを選びます。今回の実測(4分3秒のファイル1件)では、3分を超える長さでもエラーなくそのまま全文処理されました。ファイル形式やアップロード経路によって挙動が異なる可能性は残るため、まずは短めのファイルで試すと安心です。アップロード前に画面右側の使用時間表示(例:「使用済み:2分/120分」)を確認しておくと、消費のペースが分かります
- 結果を待つ: 実測では35秒程度の短い音声でも文字起こし完了まで約5分かかりました。アップロード画面には「ピーク時には、文字起こしの処理が混み合うことがあります」という注記があり、無料プランは処理待ちが発生しやすい可能性があります
- 結果を確認する: 文字起こし結果は「ノート」と呼ばれる画面にそのまま表示されます。同じ画面の右側パネルには「使用済み:◯分/120分」という月間の消費量が常に表示されており、アップロードのたびにここで残り枠を確認できます。無料プランにはダウンロード機能がないため、画面を開いたまま必要な部分をコピーするか、スクリーンショットで残してください
よくある失敗Top3
- 「1回3分」を見てファイルアップロードもできないと思い込む: 実測では4分3秒のファイルがそのまま受理され、使用時間も実尺相当(5分)が消費されただけでした。ただし今回確認したのは1件のみで、ファイル形式やアップロード経路によって挙動が変わる可能性は残ります
- 無料プランと「3日間無料トライアル」を混同する: 両者は別物で、トライアルの方はカード登録が必要になるとする情報がありますが、一次ソースでの確認はできませんでした。カード登録を避けたい場合は、無料プランのままで試すのが安全です
- AI要約が無料でどこまで使えるか思い込む: 無料プランの画面にも「AIで会議を要約」というボタン自体は表示され、実際に操作できる状態でした。ただし同じ画面に有料プラン向けの「AI要約:100回/月」という訴求表示も同時に出ており、フリープランの実際の上限(月10回)と混同しやすくなっています。実際にボタンを押して生成が完了するかまでは確認していません
複数のサービスを試して比較検討したい場合は、Notta・Rimo・tl;dvの3つの文字起こしツールを同じ音声で実測比較した記事で、精度と料金の違いが詳しく分かります。

向いている人別のプラン選び
無料プランで実測した結果と公式の料金表を突き合わせると、使い方によって選ぶべきプランが変わります。

個人・少人数で会議や取材の録音をアップロードして使うなら無料プランで足ります。3分の上限は実測でアップロードには影響せず、月120分の枠内であれば追加費用なしで使えます(1回30分の音声なら月4回程度が目安)。
結果をファイルでダウンロードしたい、AI要約を月10回以上使いたいなら有料プランを検討してください。無料プランはダウンロード・翻訳に非対応(公式確認済み)で、AI要約も無料10回/月に対しプレミアムは100回/月です。共有・配布が前提の使い方ならプレミアム(¥1,185/月〜、年払い)が候補になります。
文字起こし量が月1,800分を超える、または組織としての契約条件が必要なら、無制限のビジネスプラン(¥2,508/月)か、要相談のエンタープライズプランが対象です。エンタープライズの詳細仕様(セキュリティ要件への対応範囲など)は今回確認していないため、必要な場合は公式への問い合わせが必要です。
次の一歩
実測では登録から結果表示まで約6分、3分を超える音声でもエラーなく処理され、使用量は実尺相当の5分だけ消費されました。今日やることを1つだけ決めるなら、無料プランに登録し、手元の音声ファイルを1つアップロードして結果を見るところまでです。
複数サービスを試して本格比較したい場合は、Notta・Rimo・tl;dvの3つの文字起こしツールを同じ音声で実測比較した記事で、それぞれの精度と使いやすさが詳しく分かります。
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精度の実測結果
同じ日本語音声(決算報告文を読み上げたもの、34.74秒)を、クリーンな状態と軽度のホワイトノイズを重ねた状態の2パターンでアップロードし、既知の原稿テキストと突き合わせて文字の誤り率を確認しました。
| 音声 | 厳密な誤り率 | 表記ゆれを吸収した誤り率 | 備考 |
|---|---|---|---|
| クリーン | 8.42% | 1.65% | 誤りの大半は数字の漢数字変換によるもの |
| 軽度ノイズ | 8.42% | 1.65% | クリーン版と一字一句同じ結果。今回の程度のノイズでは変化なし |
※今回のノイズは家庭内程度の軽いホワイトノイズです。複数人の同時発話や大きな環境音までは確認していません。また、同じ35秒の音声を7回つなげて作った、不自然に反復するテスト用の4分3秒の音声では、後半の一部区間で本文と無関係な文字列が断片的に繰り返される現象が見られました。原因は特定できておらず、自然な連続音声の会議でも起きるかは未確認です。
料金プラン全体比較表
notta.ai/pricing(2026-08-30確認)で確認できた数値を整理したものです。「未確認」は、今回の一次ソース確認では裏付けが取れなかった項目です。
| プラン | 料金(年払い月換算) | 文字起こし時間/月 | 連続録音時間 | ファイルインポート/月 | AI要約/月 | 単語登録 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| フリー | ¥0 | 120分 | 3分 | 50個 | 10回 | 3単語 |
| プレミアム | ¥1,185/月(年額¥14,220) | 1,800分 | 5時間 | 100個 | 100回 | 未確認 |
| ビジネス | ¥2,508/月 | 無制限 | 未確認 | 200個 | 200回 | 未確認 |
| エンタープライズ | 要相談 | カスタマイズ | カスタマイズ | カスタマイズ | カスタマイズ | カスタマイズ |
※プレミアム・ビジネスの月払い(年払いでない場合)の実価格、および表中「未確認」の項目は、今回確認できた一次情報の範囲外のため掲載していません。単語登録(3単語)とファイルインポート(月50個)が実際に上限へ到達したときの画面表示は、時間の制約で今回は確認していません。有料プランの解約方法・手数料・タイミングといった解約時の条件も、今回は無料プランの検証を中心に実測したため確認していません(有料プランへの移行を検討する際は、契約前に公式ページで解約条件を確認してください)。
フリープランは文字起こしデータのダウンロード・テキストの翻訳にも対応していません(notta.ai/pricing確認済み)。
使用時間の減り方(実測)
4分3秒のファイルをアップロードする前は画面表示が「使用済み:2分/120分」、アップロード後は「使用済み:7分/120分」に変わりました。実尺4分3秒相当(切り上げで5分)がそのまま月120分の枠から差し引かれており、消費の単位は「連続録音の回数」ではなく「文字起こしした音声の長さの合計」であることが確認できます。
トライアルの注意点(一部未確認)
無料プランとは別に、Nottaには「3日間無料トライアル」という案内があります。カード登録が必須で、解約を忘れると自動的に有料プランへ切り替わるとする情報が複数の解説サイトにありますが、公式サポートページへの直接アクセスでは一次確認ができませんでした。確実にカード登録を避けたい人は、無料プランのままで試すと安全に判断できます。

